PROYECTO MEJORAMIENTO EN LA ENSEÑANZA
TÉCNICA EN EL ÁREA
DE MATEMÁTICA
(PROMETAM)
ホンジュラス算数指導力向上プロジェクト
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2005年度第1四半期報告

1.プロジェクト概要

 5月12日、教材全国配布に関する記者会見が大統領府において行われた。続く17日には、教材配布イベントがサンペドロスーラの小学校で、大統領、教育省大臣によって一大政治イベントとして執り行われた。いよいよ我々の苦労も現場の教員と全ホンジュラス児童に行きわたる時が来たのかと思うと、現政権の政治パフォーマンスもさして気にはならなった。

 しかしながら、その後も、教育現場に教材が届いたという声は聞こえてこず(たった今、ソナゲラ教育委員会に到着との第一報!!、やったあ、平さん!25日)、配布計画も教育省からは公表されていない。軍が配布を請け負うことになっているが、最低でも1ヶ月はかかるであろうから、実際に教育現場へ教材が行きわたり、子どもたちの笑顔を見れるのはいつになるのだろうか。10月末には実質的に授業は終了するわけで、来年はカナダ資金での印刷教材が配布されることが決まっているとはいうものの、今年は一体何ヶ月この教材が活用されるのだろうか。2月初めには追い込みで徹夜してまで頑張ったのに…。

 教材作成は、上記のあおりや、全国教材使用法研修、EFA評価などからの要請でテクニコが借出されたりしているため、計画より遅れてはいるものの、着実に前進を続けており、1年生教材の改訂版(主人公KIKEが3次元で描かれるなどまたまた美しく進歩し)、7年生教材が完了しつつある。

 研修に関しては、研修準備と現場モニタリングに弛まない努力を重ねて逞しく成長を続ける隊員の皆さんが、5年生版研修を立派に推し進めてくれている。贔屓目ではなく、世界2000人を超える協力隊員の中でも、間違いなくトップクラスの協力活動成果を挙げていると胸を張っていいのではないだろうか(ねえ、鈴木所長!)。

 また、PROMETAM第1フェーズ最終年度および後でも述べさせていただく第2フェーズ広域PROMETAM開始にも当たり、絶対欠かせないのが、単なる評判だけのプロジェクトではなく、実際にどれだけの成果を挙げ得ているのかを明らかにする評価活動。現地コンサルタントを実働部隊として、授業分析や各種プロジェクト評価指標のデータ収集・分析に追われている。

一方、PROMETAMの快進撃を陰から支えてくれた西方専門家の奮闘で、第1フェーズ終了前から、すでに第2フェーズとして、PROMETAMの広域化が推し進められてきた。ドミニカ共和国、グアテマラ、エル・サルバドル、ニカラグアと共に、広域PROMETAMが技術協力プロジェクトとして採択され、パイプライン専門家の吾郷さんを迎え、いよいよその全貌が明らかになりつつある(何か映画のコマーシャルみたい)。詳細については、後項ご期待のほど。(關谷)

2.教材作成

1年生版作業帳・指導書が5月18日に完成。構成が4~6年版と同じになり使い易さが増したと共に、この2年間で技術が飛躍的に向上したITテクニコたちの努力で、魅力的な紙面になった。しかし常に時間に追われての作成で、内容・紙面構成を「練り上げる」ことができないのが課題である。予定よりも2ヶ月以上遅れているものの、1~3年生版改定の年内終了を目指して、2年生版の作成が着々と進められている。

7~9年生チームも奮闘している。7年生版が6月20日に完成予定で(指導書への解答は未挿入。解答作成者を随時臨時雇用、又は9年生版までの原稿が完成した後に算数テクニコがまとめて挿入の予定)、平行して進んでいる8年生版も9単元中3単元が完成している。

教育省より6月1日から配属になると聞いていた算数テクニコ1名は未だに姿が見えない。休日返上で働いている他のテクニコの負担が軽減されるよう、一日も早い増員を願ってやまない。(阿部)

3.教員研修

3月上旬から6月下旬、5県6サイトにてPFC研修Licenciaturaコース「5年生版」が開始されました。5年生学習内容は高度ですが、単元選択を工夫して模擬授業を導入するサイトもありました。研修準備で多忙な中、プロジェクト評価のための授業分析にも快くご協力頂きました。新たなる指導の課題が発見され、ますます研修の質が向上しています。(佐藤・東矢)

4.中核講師研修

 5月13~15日の3日間、サンペドロスーラにおいて中核講師(国レベル講師、エキポ・ナショナル)に対する研修が実施された。主催したルイス・ランダがPROMETAMに講師を依頼し、算数テクニコのドナルド氏、東矢シニア、阿部の3名が領域を分担して対応した。テーマは、4~6年県レベル研修の実施にあたっての学習内容復習と研修における指導ポイント等の確認である。37名の参加者は教材の全国配布予定を受け、中核講師としての責任感と研修実施への意欲をより強めていた。彼らが実施する県レベル研修は短時間であり、質を期待するのは難しい。しかし、教材の配布が滞らず、できるだけ早期に県レベル、地区レベルの研修が形だけでもなんとか1回は実施されることを祈るばかりである。そこから出発し、できることなら、その後の継続した研修や相談(これが最も重要)のための体制が構築され、機能してほしいのだが…。 (阿部)

5.プロジェクト評価

 4月の約1ヶ月間で、全6サイトにて授業分析を行いました。隊員の皆様、ご協力本当にありがとうございました。5月6日の合同調整委員会では速報として授業分析結果を報告させて頂きました。今回の授業分析ではPROMETAM群、Non-PROMETAM群、各40名の教員の授業分析結果を比較し、プロジェクト目標である「指導書等を活用し、オコテペケ県、コロン県、エル・パライソ県、バジェ県、コマヤグア県において教員の算数科指導力が向上する」の評価を行い、経験的、感覚的なプロジェクト目標の達成度だけではなく、数値にてプロジェクトの影響を報告することができました。詳しくは評価報告書にてお知らせさせて頂ければと思っております。

 また、同時に算数による留年児のデータ処理も行っています。プロジェクトのスーパーゴールである「ホンジュラスの基礎教育において(とりわけ地方部において)算数科の留年者数が減少する」の達成度を測るためです。2001年から2004年までの算数の留年児のデータを各サイトの教育委員会から提供してもらい、現在その膨大なデータの中から4年連続資料があり、PROMETAM研修を受けたことがない教員とPROMETAM研修を2002年から連続して受けている教員のデータの整理をしています。しかしながら、学校移動があったり、幼稚園、図書室や教育委員会への部署移動があったりと、現在手元にあるデータで4年間連続してのデータがある教員を探すのは極めて困難なため、各サイトへ直接出向き、足りないデータの収集を今後予定しています。(下田)

6. PROMETAMフェーズ2と今後の体制

 前項1.にもある通り、来年3月に終了するPROMETAMフェーズ1に引き続き、平成18年4月からPROMETAMフェーズ2の実施が予定されている。

 フェーズ2の協力は、これまでPROMETAMが開発してきた教材とノウハウを広く中米・カリブ諸国で活用してもらうための広域協力と、ホンジュラス国内でさらにその成果を普及させる国内協力の2本立てで行われる計画となっている。

 6月14日~18日にはJICA本部からフェーズ2の協力の概要を確認するため調査団がホンジュラスを訪問し、JICAホンジュラス事務所や関係専門家、そしてホンジュラス教育省および国立教育大学と協議を行った。広域活動では、これまでホンジュラスのPROMETAMが蓄積してきた教材開発や教員研修のノウハウをエルサルバドル、ニカラグア、ドミニカ共和国(グアテマラも後年から参加する可能性あり)の各国と共有することを目指している。このために、ホンジュラスに日本人専門家を集中投入し、ホンジュラスから他の参加国を支援していくことが計画されている。しかし、参加各国においては、教材開発や研修を通じて算数教育の質を上げることを共通の目的としてはいるものの、その方法やタイミングはそれぞれ異なっており、それらの活動を今後どのように支援していくか、現在調査団が各国を訪問しながら相手国政府と協議を進めている(6月22日現在、西方専門家および吾郷も同行中)。

 今回の調査結果を元に今後具体的な協力計画が検討され、今年10月には再度JICA本部より事前評価調査団が来ホし、最終的な協力内容について、ホンジュラス政府と合意する予定である。(吾郷)

7.隊員からの発信

林 大樹隊員(ナカオメ)

 ナカオメはホンジュラスの中でも最も暑い街で、「地獄への扉」と呼ばれているほどです。2004年7月に新しくPROMETAMのサイトとして、講習は始まりました。サウナのように暑くなる教室の中、日本人が担当するのは2セクションで計70人。もう1セクションはホンジュラス人講師が担当しています。

 新しいサイトであるがために、コーディネーターの協力もなかなか得られず、また、カラーの教科書配布や定規、分度器の配布は我々が担当する2セクションのみ。そんなこともあり、講習会開始当初から、ナカオメは問題の絶えないサイトでした。關谷専門家をはじめとするINICEの人々が全面的に助けてくれ、なんとか今までやってくることができました。

 「あんたスペイン語も話せないのに授業やるの?」と言われたこともあり、受講生の学校に数学の授業を見学に行っても、ラジオを掲げて「急げ!早く答えろ!」と叫ぶばかりで自分で授業をしようとしない先生までいました。 しかし、今では、「もうホンジュラス人とは働けない。日本人がいい!」と言ってくれ、「信頼関係があるからもうバッチリ!」と最大の賛辞を送ってくれます。

 San Francisco de CorayというValle県の自治体の教育委員会からは、プロジェクト以外の先生たちを集めるから、教室で使う補助教材の作り方を教えてくれと言われ、いざ行ってみると、なんと70人の先生たちがしっかり画用紙やテープ、定規などを持参して我々を迎えてくれ、4時間あまりにわたって、真剣に教材作りに精を出していました。講習を受講している先生たちに、それを話すと、「私のところでも!」という声が上がり、ナカオメ市教育委員長も是非と言っています。

 また、市教委で働く幼稚園部門を担当する職員は我々のプロジェクトで使っているモニタリング用紙を自分で幼稚園用に作り変え、県全体に広める活動を始めるなど、非常に精力的に動いてくれています。

プロジェクト以外のところにまで、我々の活動が波及し、ただでさえ暑いValle県が、先生たちのやる気で、もっともっと熱くなっています。


ホンジュラスにおけるホンジュラス人とのホンジュラス的接し方について・・・。
深澤宏美隊員(ナカオメ)


 先に林隊員が記したように、講習が始まってすぐは受講生である現地の先生達に「こんな外国人たちに授業ができるのか。」と不安がられていました。また同時に「日本人って厳しいのでは?!」と怖がられたりもしていたようでした。しかし今では先生方との信頼関係もでき、真面目に楽しく一生懸命共に授業を行っています。

「ナカオメではどうやってその信頼関係を作ったか」といいますと、要因は幾つかあります。

 現地の先生が勤めている学校、クラスに訪問し、算数の授業を見せてもらう。その時に、そのクラスの子ども達に日本の歌や折り紙を教える。現地の先生達は「折り紙で図形の形を自然と教えられるから覚えたい」と言います。

学校を訪ねることでここの先生たちの知識レベルを「学力テスト」という形ではなく、身をもって知る。それを自分達が行う講習会に生かす。これが一番重要で、自分の恥を出来るだけ隠そうとするホンジュラス人はなかなか自分の力を見せてくれません。授業中、分からなくても分かると言い切る彼らの本当の姿、実力を見ることができる学校訪問は絶好のチャンス!『「敵」を知らずして戦えません!』

 ちなみにその学校たちは驚くほど遠い地にもあります。バスに1時間乗った後、徒歩1時間の山奥。2時間バスに乗った後、船で渡る島。先生にもバスで1時間、山の中を徒歩で1時間かけて毎日通っている人が多くいます。ホンジュラスの先生も頑張っていますね。

 講習会では「真面目に授業」だけでなく、授業を始める際に日本のちょっとした遊び(例えば「じゃんけん」は順番を決める等のために学校でも使える。「じゃんけん」の技をホンジュラス人は知りません。)を5分位教えた後、授業を行っていました。というのも、ここの国では通常授業が始まる前と途中に、歌を交えながら行っているという理由があるからで、その後何回かは先生達でアイディアを交換し合うようになりました。先生同士で授業を見合ことがない先生達にとっては「たかが歌遊び、されど歌遊び」「気になる仲間の授業」だったことでしょう。

 以上の3点により、今ではナカオメAクラス、Bクラスともに先生達の信頼を得て授業を行っています。大切なのは「日本流の押し付けではなく、ホンジュラス人を知り、ホンジュラス人に適した授業を行う」ということだと思います。ちなみに私はホンジュラスの先生を知るために100人以上のホンジュラスの先生の授業を観て回りました。「敵を知る」ということはどんなことにおいても必要不可欠のようですね。

 以下に私が最近回った学校で、印象的だった先生、授業風景を紹介します。

 A先生は1年生から6年生の担任をしています。この先生の工夫は黒板の前にこれから一緒に授業する学年の子ども達を集めて授業を行うこと。

 B先生は50人以上の子ども達の担任。1年生30人、4年生23人。とーっても沢山の子ども達に一度に目を配るのは大変です。

 C先生は山奥にある学校の先生。子ども達の人数は1年生が10人、3年生が15人、5年生が13人。今は1年生の算数の授業中。「数」の勉強をするためにみんなでかけっこをして、その後「1番、2番、3番、4番・・・」という授業をしましたよ。

匿名希望

算数指導向上プロジェクト(PROMETAM)の業務内容は、「小学校現職教員への算数指導向上セミナーを講師として実施する」と要請概要に記載されている。「さらに受講生(現職教員)の授業観察等を通してこれらに関連するモニタリング等も実施する」とも記載されている。前者のほうは紹介されることが多いが、後者はあまり取り上げられない。そこで、隊員のセミナー外の活動を紹介したいと思う。

授業観察


 授業観察をするのにあたってまずは先生へ参観させてもらえるように通知しなくてはならない。通知する手段として、はじめにセミナー時に知らせるか、直接学校や家に行き知らせる。

 授業観察はセミナー受講生と受講生外対象に行なっている。受講生外は面識がないので、学校に行って交渉をし、日にちを決める。中心部に近い受講生の学校は歩いて直接交渉、少し離れている学校は、朝5~6時起床し、自転車で行く。道路が舗装されてないため、自転車での授業観察も一苦労である。学校の位置関係は大体は把握しているが、土地が広く、学校も分布範囲も広い。

受講生の学校数は約30校ある。

 バスを使って授業観察に行く場合に気をつけなくてはならないのがバスの時間である。時間が適当なので、乗り遅れてしまう。時間より前に待っていてもバスがルートを変えることもある。場所によってはトレッキングコースと言ってもいいような道を通らないと着かない学校もある。バスで30分さらに徒歩で約1時間。早朝にバスは出るが、着く頃にはちょうど日差しもキツく、体力の消耗も早い。道は細く、川は石を跳びながら渡る。長い長い道のり、はじめは遠足気分だが、最後は無言である。

 中心部から離れているほとんどの学校は、複式型で教室はひとつである。複式学級は全学年を一人の先生が同時に授業をするため、ラジオを使って授業をしたり、黒板を3等分して各学年に課題を与えるなどいろいろ工夫が見られる。黒板の使用できない学年は、外に出て教科書2冊で国語の読み書きをさせたり、ある学校では黒板と左右の壁、後ろの壁にそれぞれの学年に課題を提示するなど、小さな教室を有効的に使っていた。

 前セミナー時に全講習生(45人)の授業を参観しているので、受講生の算数知識の技術、学級運営技術、指導技術などの成長がわかる。私たちにとって、一番うれしいことだ。

 授業の後に少し日本文化紹介をし、あいさつや折り鶴、歌を紹介する。子供たちの喜ぶ顔も私たちの励みになる。

8.その他;特記事項

4月11日 教材使用法全国研修中核講師育成研修開始

4月24日~5月14日 ボランティア評価調査団

425日 北原理事来訪、事務所25周年式典

4月30日~5月14日 プログラム評価調査団

56日 PROMETAM合同調整委員会

512日 教材全国配布記者会見

5月17日 教材全国配布イベント

613日 UPN主催、關谷送別会

61418日 広域PROMETAM1次事前調査団来訪

624日 INICE主催、關谷送別会

625日 テレビ生出演「Frente a Frente

627日 教育省主催、關谷送別会


離任にあたって

關谷チーフアドバイザー

 思えば、PROMETAMは在外から動き出したプロジェクトで、技術協力プロジェクトに認めていただくまでの過程は、本当に難産でした。認めていただいてからも、教育省の蛇行や、協力隊の取りまとめの難しさなど、本当に何度も辞めたいと・・・。でも、国際協力として相手側に裨益するのは間違いないという確信だけは持ち続けていました。別名オール協力隊プロジェクトを意地でも成功させるという執念も。それが皆さんのすさまじい頑張りのおかげで数々の評価をいただきました。西方さんと事務所、東京本部のおかげで広域プロジェクトまで繋がりました。たくさんの優秀な仲間と部下にめぐり合えました。ホンジュラスの心ある仲間にも。これからさらに飛躍するというときに去らなければいけないのはなんとも無念ですが、幸せであったと感じています。

心ならずも、自分の未熟さゆえ、ご迷惑をおかけしてしまった皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

そして、関わってくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。

人間開発部担当、小林英里子

今年の5月までJICA本部でPROMETAMを担当していた小林です。ホンジュラスの算数協力に長年携わってきた熱い思いを持つ専門家の方々に出会えたこと、またPROMETAMの成果を中米で広域展開するというダイナミックな時期にプロジェクトに関われたことは、本当に良い経験になりました。今後PROMETAMがホンジュラス国内、また中米各国で大きく花咲くことを楽しみにしています。

着任にあたって

吾郷専門家

この4月に着任いたしました吾郷珠子です。当初、来年度開始予定のフェーズ2の準備要員(パイプライン専門家)として派遣された私ですが、関谷チーフアドバイザーが帰国されることになったことを受けて、西方専門家と共に現行プロジェクトにも業務調整として関わることとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。

私はこれまでブラジルおよび東ティモールと、ポルトガル語圏で働いてきましたが、スペイン語圏で働くのははじめてです。協力隊の活動に直接関わるのもはじめてで非常に楽しみですし、教育協力プロジェクトの一員として関わることは、私の長年の夢でもありました。不慣れな点も多く、関係者の皆様にはご迷惑をお掛けすることも多々あるかと思いますが、素晴らしい仲間に恵まれ、PROMETAMの一員として働かせていただけることを大変光栄に思っております。PROMETAMが最後まで求心力と活力を失うことのないよう微力ながら尽力したいと思いますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

算数や教育の専門性を持たない私の役割は、人と人とをつなぐことであろうと勝手に思っております。どうぞそのつもりで、お気軽に私をご活用いただければ幸いです。

人間開発部担当、小泉高子

今年5月からPROMETAM(ホンジュラス/広域)担当になりました、JICA本部(人間開発部)の小泉です。当部ではPROMETAMの広域化へ向け、私のほか、松村さん(担当:ドミニカ共和国、エルサルバドル)、白石さん(担当:ニカラグア)の3人体制で「チームPROMETAM」を結成しました。これからホンジュラスはじめ各国での展開をサポートしていきますので、よろしくお願いいたします。

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